Free Web Hosting Provider - Web Hosting - E-commerce - High Speed Internet - Free Web Page
Search the Web

 

ビデオからの考察

「モチベーションを持ったリハビリテーションを行うために」

 

このレポートは、職場内で廻ってきた外国のリハビリテーションの番組のビデオを見て書かれたものです。ビデオでは、高齢になってもマシントレーニングやサッカーなど、活動性の高いリハビリテーションを行っており、これを職場に活かしていくためにはというテーマの元で書かれています。

 

 超高齢社会を迎えるに当たってのケア施設の充実はゴールドプランによって重要視されてきている。しかし,サービスの数が満たされれば,果たして利用者にとって本当の意味での「介護」が得られるのであろうか?。

 ビデオの中に出てくる高齢者たちは、正面から病気を見つめ,その現状を「受容したくない」という意志を持ってリハビリテーションに取り組むことにより,自分の望む状態に近づいていった。

 リハビリテーションを行っていく上で大切な事は,自分が今どういう状態であるのかを理解することである。その上で、自分はどのようにしたいのかをはっきり自覚することであり,そのためには充分な情報の提供は必要不可欠であると考える。しかし,ここで問題となるのが正確な情報を知ることによってかえってマイナス効果が生まれないかということである。特に,「自分の持つ考えを人前で話さない」ことを美徳とする日本人の精神論は,この場合には裏目に出やすい。逆に言えば,この精神論を変えていかない限りリハビリテーションに対する前向きな考え方は生まれてこないのではないだろうか。つまり,患者が自分の意志として「元気になりたい」「長生きしたい」という欲求を持ってリハビリテーションに臨むという患者本人のモチベーションの向上が必要なのである。

そのために効果的にはたらきかける「何か」は無いのか?私は,そこに自分の携わる精神療法という仕事をあてはめたいと考える。「楽しいこと」「悲しいこと」などの感情表出を集団的に経験し,コミュニケーションを持っていくことによって,結論的に「生きること」そして「死ぬこと」というテーマを考える機会が生まれる。そのときに,「私は最後まで元気な姿で自分のライフイベントを飾りたい」という結論をつけること、これが自発的でモチベーションの高いリハビリテーションを行うことヘつながるのではないか。

 行政は,施設の基準などハード面における取り決めがほとんどである。その中で「どのような気持ちで,どのように患者と接するか」についての記述は見られない。そんな時,患者がリハビリテーションに対してその目標を達成したいと望む環境は、施設の基準や機材も大切であるが,それと共に目標を持ったスタッフの存在を無くしては考えられないのではないだろうか。

 

 

 もくじ/高齢者への音楽療法の意義/音楽療法とは/「音楽教育」と「音楽療法」〜セラピストとは〜/現場における自己の存在/新入社員のための研修資料1/歴代歌謡曲ベスト3/職場内研修「ノーマライゼーション」/新入社員のための研修資料2/言語聴覚司法制定までの動き/院内音楽療法勉強会レジメ